私たちの心の中に、苦しい、寂しい、痛い、面白くない等の、いわゆるマイナスの感情が渦巻いていると、甘えたい心、人をあてにする心、自分が行動を起こさず誰かがやってくれると思う心…、つまりは自分の弱さだけが顔を出しているということになる。

他力本願とは、自分は何もせず、すべてを御仏にゆだねる事ではなく、人の身で到達し得ない部分を御仏にすがるという事である。だからなんの努力せずに頼ることは、ただの「甘え」になってしまう。
自然の営み、これはとても神秘的で素晴らしいことである。人もまた自然の一部なのであるから、その人の「気の持ち方」ひとつで自然治癒力は高められるはずだ。
そして、人は誰でも、この素晴らしい力を持っている。
こんな便利な世の中になって、失われつつある心を取り戻させてやりたい。
裸で生まれた人生
苦しみも悲しみも
生きているあかし
大自然に生かされている生命
多くの人に支えられて
今日も生きる