7月19日(火)晴れ
かなりの確率で「熊野古道を歩くとストレスが解消される」らしい
世界遺産をめぐるこんな調査結果が
和歌山県や和歌山健康センターなどから出された
報告では・・・
20~70歳の男女をのべ120人ほど動員して
案内人の語り部らとともに約3~7Kmコースを歩いてもらう実験をしたそうである
ストレスの指標としたのは唾液中のホルモンの「コルチゾール」で
ビフォーアフターでは7割減と良い変化がみられたそうで
和歌山市内を8Kmほど普通にウォーキングした場合は全く変化しなかったそうである
コルチゾールとは副腎皮質から分泌される必須のホルモンで
ストレスに対抗するために、体内のコルチゾールが増加してしまうと多くの弊害が出る
コルチゾールの主な作用は、血圧上昇、血糖上昇、心筋収縮力の上昇、心拍出量の上昇などがあり
このため循環器系への負荷が高まり危険性が増大する
コルチゾールの増加は一般的に免疫力を低下させ
精神的にも「やる気がでない」などの鬱傾向になりがちである
また、唾液中の免疫グロブリンAを調べると1.7倍にもなり
熊野古道を歩いた後も1.3倍をキープしていて免疫力が強まっていたそうである
免疫グロブリンAが低下すると感染症などを引き起こしやすい
科学的にどういうメカニズムの「癒し効果」があったのかは解明されていないが
いにしえより言い伝えられている各地の霊場は
経験的に古人たちがまさしく肌で感じ取ってきたんだろう\(^ー^)/

【僕は寝るけど君たちはしっかり歩いてね】