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開業カウンセラーの日常

不思議な体験


その日はとても天気が良かったと記憶している
新学年がはじまって まだそれほどたっていない平日の午後
桜はもうほとんど散っていたと思うが・・・

この日も学校へは行かず バスと電車を乗り継ぎ
海底トンネルで関門海峡を渡って下関へ
高杉晋作の「功山寺決起」で有名な功山寺にいた

ここには祖父母の墓があるが
別に墓参りがしたかったわけではなく
この場所が落ち着くのである

帰りのバスを待っているとき交通事故に遭遇
横断歩道直前で 老人の横断を待って停車中の車
片道二車線の道路で 老人に気づかず
後続車が追い越し車線から・・・

鈍い音がして老人は空中に放り出され
無残にも道路に叩きつけられてしまった
私は「死」を直感した

刹那 老人の顔が私の顔に
身体は硬直し 精神は老人の中へ
すごい苦しみと恐怖感が襲ってくる

でも 老人は「死」を覚悟していた
だから 私も「死」を覚悟した
すると 次の瞬間 私は宇宙空間にいた

死滅した宇宙のように
そこには何もないかのように思えた
永遠とも一瞬ともいえる虚無の時間があった

遠くが光っている 星がまたたいている
美しい輝きに魅かれ そちらへ移動してみた
ドンドン星が近づいてくる
そこは生ある宇宙のように感じた
星が直前まで迫ってきて驚いた
人の顔をしている 微笑んでいる

死んだ兄弟達の顔だろうか
本能的にそう思った
すると祖父母の顔があり やはり微笑んでいる
驚きで呆然としていると・・・

硬直した身体が元に戻った
まだ救急車もバスも来ていない
わずかの間の体験 
今はそうでもないが 子供のころはエンパシーがとても強かった

帰宅後 強い吐き気に襲われる
微熱が続き さらに学校へ行けなくなる
昼間の出来事が脳裏から離れない
不思議な体験が気になって仕方ない

思えば 小児性自律神経失調症のピーク時がこの頃か
この話はほとんどしたことがない なぜかな?
いまだと「離人症」「乖離性…」「小児性統合失調症」と言われそう(笑)

こうして私の小学5年生が幕をあけたのである

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プロフィール

Dr.Psycho

Author:Dr.Psycho
【心理カウンセラー「心のデトックス」】
もう開業して26年目になります
横浜と新潟にオフィスがあり
月のうち10日間ほど新潟に滞在

【武道家】
空手道ですが 示現流もやります

【モータースポーツ】
国内A級ライセンス

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