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開業カウンセラーの日常

ハングリー精神と学習


「食」は体の健康だけでなく、脳の健康にも大切である。
だからといって、むやみに食べればいいというわけではない。

昔から、思索や瞑想などの高次の精神活動を営むときは、食べ過ぎをひかえ、静かな環境で呼吸と姿勢をととのえ、情動を安定させることが基本とされてきた。

現代では実験により、このような高次機能に対して、摂食中枢のある視床下部外側野が促進作用をもつことが明らかになり、生理学的に空腹時のほうが満腹時に比べて、学習・記憶・精神集中・思索に適していることが証明されている。

この視床下部は脳の中央部分の底の方に位置しており、空腹時に活動が高進して摂食を引き起こす部位である。
この部位を刺激すると摂食行動が誘発され、破壊すると無食、無飲が起こる。
またこの部位は、「快感」が生じる「脳内報酬系」の部位でもある。

視床下部外側野を刺激すると、大脳皮質の神経細胞が興奮し、感覚や運動機能が増強され、さらには学習や記憶の促進が起こる。
このことは、この部位が摂食中枢であり報酬感や快感発生にも関係し、学習機構をも持ち合わせていることを示唆している。

ハングリーの状態は大脳皮質を活発にし、あらゆる行動を敏速にして、生命維持に最大限その力を発揮するのである。
確かに、神経細胞にブドウ糖は必須であるが、少し腹がへっているぐらいの方が高次機能の維持には適しているのである。

受験生諸君 !! ストレスから「食」に走ると逆効果ですぞ !!!
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プロフィール

Dr.Psycho

Author:Dr.Psycho
【心理カウンセラー「心のデトックス」】
もう開業して26年目になります
横浜と新潟にオフィスがあり
月のうち10日間ほど新潟に滞在

【武道家】
空手道ですが 示現流もやります

【モータースポーツ】
国内A級ライセンス

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