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開業カウンセラーの日常

生態心理学(?_?)


西洋のことわざに「神は農村を作り、人は都会を作る」というのがある。

文明の進歩は人工的な人間社会を作り上げたが、現代人はこの不自然で非人間的社会に適応できず、主体性を失くし、あげくの果てには自らの生命の生みの親である「自然」をも破壊しようとしている。

人間は「世間の子」である前に「自然の子」である。だから人間社会への適応という狭い視点を越えて、社会と自然の両方に生きる「現実存在」としての立場から、セルフコントロールを考えていかねばならないのだ。

しかし、自然との深い関わり合いの中で文化を築いてきた東洋哲学は、数千年も前からこのことを語りかけている。

「悟り」とは、自分と自分をとりまく家庭や社会の環境、さらには、それらすべてを根源的に支えている自然の実体に対して、全幅的に目覚めることを意味するのであり、これこそが「意識の拡大」なのである。

だからセルフコントロールとは、個人の中での自己中心的な小さなまとまりではなく、今述べたように広さと深さをもったまとまりなのである。

近年になって東洋医学が見直されてきている。
東洋医学では、人間は「天地に充満している〔気〕を取り入れて、身体や精神を養う」とされている。

病気は文字通り、「気が病む」ことである。また「病は気から」という言葉も、俗に考えられているように、ただ単に精神的なことから病気になるのではなく、もっと深い意味があるような気がするのは、私だけではあるまい。

天地自然の調和ある営みから外れることが、発病につながるのかもしれない。
ひょっとしたら、未来には「生態心理学」などというような分野が出来ているのでは…。





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プロフィール

Dr.Psycho

Author:Dr.Psycho
【心理カウンセラー「心のデトックス」】
もう開業して26年目になります
横浜と新潟にオフィスがあり
月のうち10日間ほど新潟に滞在

【武道家】
空手道ですが 示現流もやります

【モータースポーツ】
国内A級ライセンス

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