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開業カウンセラーの日常

原罪・・・


「新潟滞在中」

ヒト以外の動物は、ヒトほど仲間同士で殺し合いをしない。
研究が進んできて、同種での殺し合いが確認されてはきているものの(例えばチンパンジーの子殺しとか…)、ヒトほどには殺し合っていない。

ヒトは「カインの末裔」といわれるように、兄弟同士でさえ殺し合いをやる。旧約聖書創世記4章には、アダムとイブの長男であるカインが嫉妬のあまり、弟のアベルを殺した話があるし、日本神話でも、大国主命(おおくにぬしのみこと)が兄の八十神(やそがみ)から謀殺されようとする話が語られている。

フィクションの映画やドラマなどでも、殺しのシーンが過激に描写され、陰惨で冷酷な傾向になっているし、現実の世界でも信じられない悲惨な事件が多々起きている。

このような現代のヒトを見つめると、もうヒトは犬畜生にも劣る存在になり下がった面を否定できない。

現代のヒトを救うには、脳幹と古い皮質で営まれる心の働き「Cの心」(交流分析で言うところの「子どもの心」)、動物的生存本能の中にうずめこまれた「ホメオスターシス」とふれあわせ、健康と愛の原点に立ち帰らせることではなかろうか。

アダムとイブが、蛇の誘惑に負けて知恵の木の実を食べ、それまでは大自然の一部分として生きていたものが、自然に背く自由と、自他を区別する自我の意識に目覚めたところに、ヒトとしての原罪がはじまったと聖書には語られている。

現代のヒトは、大脳の新しい皮質による人間としての知恵が働きだす以前、聖書でいう原罪がはじまる以前の「Cの心」に立ち帰り、その原点をしっかりとふまえた上で、ヒトとしての自然の心をとりもどさねばならないだろう。

そうでないとわれわれ人類に、22世紀は訪れないかもしれない。
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プロフィール

Dr.Psycho

Author:Dr.Psycho
【心理カウンセラー「心のデトックス」】
もう開業して26年目になります
横浜と新潟にオフィスがあり
月のうち10日間ほど新潟に滞在

【武道家】
空手道ですが 示現流もやります

【モータースポーツ】
国内A級ライセンス

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