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開業カウンセラーの日常

Gcod(チュー)の儀式


「新潟滞在中」


サンスクリット語の “gcod(チュー)”は直訳すれば「切断」という意味になる。

自らの自我意識を断ち切ることによって、智慧と慈悲と菩提心とを啓発させる、すなわち「神秘的な生贄(いけにえ)」が『チューの儀式』なのである。

自分自身や自分の世界の内部に存在するあらゆる否定的な力と対決し、自らの霊的意図、誠実さ、智慧と慈悲に対する純粋さに従うことによってのみ、自らの自我をこれら否定的な存在への供物となし得、そうすることによってはじめて否定的な存在と自分自身をともに解脱に導くというわけである。

この神秘的な儀式が明らかにしているのは、自我意識という感覚が、物質的身体に対する執着と、密接に結びついているということである。

チベットでのこの行法は、自分の身体が小さく切り刻まれ、自分自身の頭蓋骨の器のなかで煮沸されるところを観想することによって、根深い執着心や煩悩を崩壊させる。

これは一見きわめて残酷で、サド・マゾ的、カニバリズム的のように思われるが、実はその正反対であり、肉体への執着や我見を断つ、きわめて真面目な行法なのである。

私がよくいう“シーア”や「直指人心(じきしにんしん)」も同じことであるが、『チューの儀式』はさらにより深いところまでの到達を可能としている。

いずれ私もトライするのだろうが、なんせまだまだハナタレ小僧の未熟者、どうなることやら…(笑)

最後に『チューの祈り』を…

汝ら(迷いのなかにある霊や魔たち)すべてが人間として生を受け
私の第一の弟子となりますように
そしてそこで 無作なる清浄心が
生じたことのない心が
天・人・魔という三種のものの
自性のなかに生じますように
そして 人を迷妄へと導く
我見への道を避けられますように
それらの意識が歩む道が
慈悲の水で 完全に潤わされますように



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プロフィール

Dr.Psycho

Author:Dr.Psycho
【心理カウンセラー「心のデトックス」】
もう開業して26年目になります
横浜と新潟にオフィスがあり
月のうち10日間ほど新潟に滞在

【武道家】
空手道ですが 示現流もやります

【モータースポーツ】
国内A級ライセンス

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