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開業カウンセラーの日常

1日に何回 鏡を見ますか?

1月24日(火)晴れ


どういうわけか、われわれは自分の姿を自分が見ているところを他人から見られたくないらしい。たぶん、自分の姿を見ることにはうぬぼれが感じられるからだろう。

ギリシャ神話では、ナルキッソスは水に映る自分の姿を見たことで罰せられた。現代社会では男と女のどちらがうぬぼれが強いかで、しばしば議論になるほどだ。

女はハンドバッグに鏡を入れて持ち歩くが、男は自販機に反射する自分の姿を盗み見る。ウインドウショッピングでは、男女に限らず、ディスプレイの商品を眺めるふりをして、実は、磨かれたショーウインドウに映る自分の姿をチラリと見ているのだ。

心理学的には、「あまりにもうぬぼれているのではないか」と思われるのが心配で、このような穏やかな偽りの行為をわれわれはしてしまう、と説明されている…。

だが、自分自身の姿に興味を持つことは自然なことで、哲学は自らを省みることを勧めている。賢明なギリシャ人は「汝自身を知れ」と言ったではないか ?

そして、鏡に映る姿はわれわれ自身の真の姿ではなく、安っぽく気取っておめかしをした姿で、あまりたいした価値のない部分的で表面的な姿にすぎないのであるが、それでもあなたの助けになるだろう。

そして、とりわけその鏡に映る姿があなたを驚かせ、ショックを与えるときは助けになる。つまり、あらかじめ覚悟していなかった思いがけない自分の姿がチラッと見えたとき、それはあなたが気取ってない無防備の自分の姿を見せてくれるのだ。

それは、あなたを鋭く引き止めギクリとさせるだろう。
そして、「あれが自分なのか」と思うのだ。

このような場合、鏡は貴重なものを与えてくれる。
つまり、その姿は、他人があなたを見ているそのままの自分自身の姿なのである。


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プロフィール

Dr.Psycho

Author:Dr.Psycho
【心理カウンセラー「心のデトックス」】
もう開業して26年目になります
横浜と新潟にオフィスがあり
月のうち10日間ほど新潟に滞在

【武道家】
空手道ですが 示現流もやります

【モータースポーツ】
国内A級ライセンス

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